埼玉県川越市の市街地北西部に位置する今成橋(いまなりばし)は、一級河川である入間川を渡り、今成地区や小室地区、対岸の上寺山方面などを結ぶ要衝です。近年、埼玉県道160号川越北環状線の全線開通・定着によって川越市北部の幹線交通網は劇的な進化を遂げましたが、それに伴い生活道路である今成橋周辺への流入交通量も変化を見せています。
現地を走ると一目で分かるとおり、橋梁自体の有効幅員は決して広くありません。大型車のすれ違いには細心の注意が必要であり、歩行者や自転車の通行帯も十分とは言えない構造が残されています。それでも朝夕の通勤・通学時間帯には、国道254号や初雁橋、雁見橋といった主要ルートの混雑を避ける抜け道として利用者が絶えません。交通安全対策と円滑な通行の両立が、今なお現場の切実な課題として横たわっています。