サングラスを選ぶ際、パッケージやタグに記載されているスペック表示を見誤ると、期待した効果を得られません。特に混同しやすいのが「可視光線透過率」と「UVカット率」の2つです。
可視光線透過率とは、人間が目で認識できる光をどれくらい通すかを示す指標(0〜100%)です。数字が小さいほど光を遮って視界が暗くなり、数字が大きいほど裸眼に近いクリアな視界になります。一方でUVカット率は、有害な紫外線(主に波長280〜400nm)をどれだけカットできるかを示す性能値です。現在国内で流通している信頼性の高い製品の多くは、「UV400(波長400nmまでの紫外線を99%以上カット)」規格を採用しています。
注目すべきは、夜間運転用ライトカラーサングラス基準です。日本産業規格(JIS T7333)において、夜間の運転または路上での使用には「視感透過率75%以上」であることが義務付けられています。夜間の対向車のLEDヘッドライトの眩しさを軽減したい場合は、可視光線透過率が75%以上かつ防眩効果のあるイエローや淡いピンク系のレンズを選ぶ必要があります。