そもそも「ニキ」とは、頼りになる男性や親しみを込めて呼ぶ「アニキ(兄貴)」を省略したネットスラングだ。頼もしい行動をとった人物や、特定の分野に非常に詳しい人物に対して敬意や親近感を込めて使われる。
元ネタを辿ると、巨大匿名掲示板「5ちゃんねる」(旧2ch)の実況板に行き着く。元プロ野球選手の金本知憲氏が、阪神タイガース時代に見せた圧倒的な打撃力と勝負強さから「アニキ」の愛称で親しまれ、掲示板上で短縮されて「金本ニキ」、ひいては「ニキ」と呼ばれるようになったのが始まりとされる。スポーツの実況板から発生したスラングが、SNSの広がりとともに一般化していったのだ。