なぜこれほどまでに人々は熱狂し、時に激怒するのか。その背景には、SNSのアルゴリズムが「怒り」や「対立」といった強い感情を優先して拡散するという性質がある。特定のゲームハードや開発者を擁護する声と、それを叩く声。両者を対比させ、意図的に編集された記事は、読者の承認欲求と帰属意識を刺激する。
「自分の好きなゲームが勝っている」「ライバルハードが爆死した」。こうした安易なカタルシスを提供するコンテンツは、タイムライン上で瞬時にシェアされ、雪だるま式にインプレッションを稼いでいく。結果として、コミュニティ内での建設的な議論は失われ、不毛な叩き合いだけが残る構図が定着してしまった。