平成から令和へと移り変わる中で、王道のビジュアルアイコンとして圧倒的な支持を集めたのが新垣結衣だ。ドラマや映画で彼女が見せた透明感と飾らない微笑みは、国民的な憧れの対象として定着した。彼女が体現した親しみやすさと品格の両立は、当時のエンタメ界における絶対的な基準となった。
その後、スクリーンで確固たる存在感を示した有村架純の登場により、その潮流はより情感豊かな表現へとグラデーションを見せる。日常の微細な感情の揺れを静かに演じ切る彼女の佇まいは、観客の共感を呼び起こし、外面的な愛らしさだけでなく内面の葛藤や優しさを内包した新しいヒロイン像を打ち立てた。