ブランドの原点を語る上で欠かせないのが、創業者である下川博嗣氏の存在だ。元々は学習塾の運営からスタートしたという異色の経歴を持つ。子どもたちに温かい食事を提供したいという優しさと情熱が、ラーメン店の創業へと繋がっていった。一杯のラーメンを通じて人に寄り添い、心を温めるという想いは、今も店舗の隅々にまで息づいている。
運営母体である株式会社タリカリスは、単に店舗網を拡大することを目指すのではなく、各店舗の接客や品質維持に強いこだわりを持ち続けてきた。九州じゃんがらが半世紀近くにわたりファンを離さない理由は、スープの味だけでなく、スタッフの心のこもった接客とアットホームな空間作りに他ならない。