素人動画の興隆は、経済構造をも塗り替えつつある。急速に拡大するクリエイターエコノミーの波に乗り、趣味の投稿がそのまま大きな収益源となるケースも珍しくない。企業側も、洗練されたWebCMより、素人感が漂うレビュー動画に広告費を投じる傾向を強めている。
しかし、光があれば影もある。一夜にして何百万人に顔と個人情報が拡散するリスクは、一般人にとって予想以上に重い。投稿時の警戒心が薄いまま炎上や特定作業の標的となり、日常生活が脅かされるトラブルも多発している。収益化の魅力とプライバシー防衛のバランスが、今まさに問われている。