国内で特に名前が挙げられるのが、坂口健太郎だ。透明感あふれる肌とスッとした鼻筋、穏やかな笑顔の中に垣間見えるシャープな影。二人が並ぶと、兄弟のような空気感さえ漂う。年齢差を超えて共通するのは、観客の感情を優しく包み込む「静の演技」を得意とする点だろう。
一方で、一見異なるタイプに見える志尊淳との共通点を指摘する声も根強い。志尊淳が見せるふとした瞬間の眼差しや、役柄によってガラリと雰囲気を変えるカメレオンのような柔軟性。表情の緩急や口元の動きに、ふと影を落とした時の表情に重なる部分を見出すファンは多い。爽やかさとミステリアスさを同居させる表現力こそが、彼らを結びつける見えない糸なのかもしれない。