全国の海水浴場において、更衣スペースの隙間や通気口を利用した従来型の手口に加え、先端技術を悪用した潜入型・据え置き型の撮影装置が急増している。特に波打ち際から離れた仮設テントや木造の脱衣所では、建物の老朽化による隙間が多く、外部からのアプローチを許しやすい環境が整ってしまっているのが実情だ。
社会問題・防犯ニュースの取材班が取材を進めると、観光・レジャー産業の発展を陰で支えるべきリゾート地が、心ない犯行の舞台に選ばれている実態が浮かび上がる。さらに、警備・セキュリティ業界の関係者は「かつてのように怪しい人物が周囲を見回す動作を見せることは減り、あらかじめカメラを設置して遠隔操作する手口が主流になりつつある」と警鐘を鳴らす。最新の機器は超小型化しており、スマートフォンアプリと連動してリアルタイムで映像を送出するものまで確認されている。