台風の現在地と今後のルートを把握する際、主軸となるのは気象庁の「台風情報」だ。2026年現在の気象庁レーダーは高精度AI解析を統合しており、3時間ごとの存在位置と中心気圧、最大瞬間風速をほぼタイムラグなしで配信している。
一方で、欧米の気象ファンや防災専門家が併用するのが、アメリカ海軍合同台風警報センター(JTWC)の予測図だ。JTWCは協定世界時(UTC)ベースで表示されるため、日本時間(JST)への換算(+9時間)が必要だが、台風の「中心位置のブレ」を比較検討する上で強力なセカンドオピニオンとなる。両者の予報円が一致している場合は進路の確実度が高く、逆に大きくズレている場合は気圧配置が複雑で、急な進路変更に警戒が必要であることを示している。