アヘ顔の世界的流行を語る上で外せないのが、無数のアヘ顔イラストをモノクロで敷き詰めたアパレル、通称「アヘ顔Tシャツ(Ahegao Shirt / Hoodie)」の存在です。
2010年代半ばから後半にかけ、海外のECサイトを中心にアヘ顔柄のパーカーやTシャツが大量に流通。一見すると前衛的な幾何学グラフィックやパンクファッションのようにも見えるその過激なデザインは、海外のストリートキッズやゲーマー、ヒップホップアーティストの間で「究極のクレイジーファッション」として面白がられました。
海外の若者たちにとっては、元ネタのストーリー性や性的文脈よりも、「親や大人が眉をひそめる反逆的なデザイン」「アバンギャルドで尖ったオタク・ストリート融合スタイル」としてのインパクトが重視され、一種のミーム的アイコンとして着用されるというユニークな社会現象へと発展しました。