附属池田小事件「逃げた教師」実在の真相を裁判記録が暴露

附属池田小事件「逃げた教師」実在の真相を裁判記録が暴露

話題沸騰中の 附属池田小事件「逃げた教師」実在の真相を裁判記録が暴露について、主要な情報を分かりやすく掲載しています。

事件発生から警察官が到着し、犯人が現行犯逮捕されるまでの時間はわずか約7分間でした。その極限状態のなかで、教員たちがどのような避難誘導と防犯行動をとっていたのか、法廷で証言されたタイムラインをもとに再構成します。

宅間は2年2組を襲撃した後、テラス伝いに隣の2年1組、さらに1年2組、1年1組へと侵入を繰り返しました。教室内にいた女性教諭や専科教諭らは、机や椅子を盾にして児童をテラスや運動場へ逃がそうと必死に叫び、自らも切りつけられながら子どもたちを庇いました。当時1年2組にいた女性教諭も、児童を逃がすために犯人の前に立ちはだかり、背中や腕などに深い刺傷を負っています。

同時に、異変を察知した副校長と体育専科の男性教諭は、職員室にあった刺股(さすまた)や防犯装備が一切ない時代であったため、咄嗟に木製の椅子やほうきを手に現場へ急行しました。1年1組の教室前廊下で犯人と対峙した両教諭は、暴れ回る宅間に対して椅子を投げつけ、体当たりで組み伏せました。

結果として、宅間を取り押さえ、凶器の包丁を奪い取って制圧したのは駆けつけた教員2名でした。警察官が校内に突入した時点で、犯人はすでに教員たちによって床にねじ伏せられており、教員らの体を張った制圧行動がなければ、犠牲者の数はさらに増えていた可能性が裁判でも指摘されています。

林 結菜
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林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。