J-POPの歴史を振り返ると、何年経っても色あせることのない両片思いソング定番邦楽が数多く存在します。back numberの『高嶺の花子さん』や『恋』をはじめ、相手を意識しすぎるあまり空回りしてしまう不器用な心情を描いた名曲は、世代を超えて愛され続けています。
また、両片思い曲切ない泣ける名曲として外せないのが、優里の『ドライフラワー』『ベテルギウス』や、HYの『NAO』、aikoの数々の名バラードです。これらの楽曲には、相手の一挙手一投足に振り回され、自分の中で勝手に期待しては勝手に傷つくといった、恋愛初期から中期の痛烈なリアリティが凝縮されています。
ストリングスが感情を高ぶらせるドラマチックな展開や、サビで一気に感情が爆発するメロディラインは、一人で部屋にこもりイヤホンで聴いた瞬間、誰もが抑え込んでいた涙をこぼしてしまうほどの強いカタルシスを生み出します。