ドラマ版『下町ロケット』の美術スタッフが注力した要素の一つが、帝国重工のCI(コーポレート・アイデンティティ)や社章・ロゴデザインです。重厚感あふれる幾何学的なエンブレムは、視聴者に強い印象を残しました。
このロゴデザインの元ネタについても、三菱グループのスリーダイヤや、名門財閥系重工メーカーが掲げる家紋由来のシンボルマークを研究・昇華した意匠とされています。金属の重厚さと先進的な宇宙テクノロジーを融合させたデザインは、作業着の胸元、ロケットのフェアリング、そして本社の受付ロビーに至るまで徹底して配置され、架空企業でありながら圧倒的な実在感を醸成しました。