1987年から1994年までフジテレビ系列で放送されたこの番組は、お笑いコンビ「とんねるず」(石橋貴明・木梨憲武)の圧倒的な存在感によって爆発的な人気を博した。それまでテレビの蚊帳の外にいた一般の若者たちを主役に据え、その等身大の恋愛模様を極上のエンターテインメントへと仕立て上げた手腕は、当時のメディア界に革命をもたらしたと言っていい。
石橋貴明の容赦ないが愛情に満ちた煽りと、木梨憲武の絶妙なフォロースルー。二人の自在な采配によって、緊張でガチガチだった一般参加者のメッキが瞬く間に剥がされ、素の人間性が引き出されていく。番組が全国に浸透させた「ねるとん」という言葉は、やがて集団お見合いや合コンそのものを指す代名詞として社会に根付いた。