世間が最も疑問に思ったのは、「夫の巨額の不正送金やギャンブル狂いに、妻が本当に気づかなかったのか」という点だ。捜査当局による徹底的なスマートフォンの解析や金融口座の追跡の結果、彼女が事件に関与していた、あるいは資金の出所を知っていたという証拠は一切検出されなかった。司法は彼女を「完全な無実」と結論づけている。
実際、ギャンブル依存症の家族を持つ人々の多くが指摘するように、依存症患者は身内に対して驚くほど巧妙に嘘をつく。水原受刑者もまた、二重生活を完璧に演じ分けており、彼女の前では「大谷の信頼できる相棒」であり続けたのだ。彼女にとって、夫の逮捕は寝耳に水の大災害だったのだ。