国内どこでも一律に英語が通じるかというと、地域によるグラデーションが存在します。旅やビジネスで滞在する際には、各エリアの言語文化の違いを把握しておくことがスムーズなコミュニケーションの鍵となります。
チューリッヒやバーゼル、ベルンを中心とするスイスのドイツ語圏における英語通用度は極めて高く、若い世代からシニア層まで臆せず英語で会話に応じてくれます。対照的に、ジュネーブやローザンヌなどのスイス・フランス語圏の英語事情は、観光地や国際機関を除くと自国のフランス語文化を重んじる傾向があり、第一声はフランス語を好む傾向が見られます。また、南部のイタリア語圏(ティチーノ州)では、素朴な地方都市に行くほど英語が通じにくくなる場面もあります。