苗字の歴史を語る上で欠かせないのが「家紋」です。東氏をルーツに持つ家系には、その出自を示す特徴的な紋章が受け継がれています。
千葉氏一門に連なる東氏の代表紋は、妙見信仰に由来する「月星紋(つきぼしもん)」や「九曜紋(くようもん)」です。夜空に輝く北辰(北極星)や星々を神聖視した千葉氏族の血統であることを誇る意匠であり、武運長久を願う強い祈りが込められています。
また、全国に広がる一般的な東家においては、神道の神聖な植物を象った「抱き茗荷(だきみょうが)」、清廉な武勇を表す「丸に違い鷹の羽」、あるいは「三つ巴」など、地域や信仰する神社に根ざした家紋が多く用いられています。