官公庁や地方自治体の公共調達においても、激震が走っている。長年問題視されてきた公募時の「一社応札」や特定巨大IT企業への固定化に対し、会計検査院および公正取引委員会が監視の目を強めた。デジタル庁の主導のもと、2026年からは入札プロセスの完全透明化と細分化(モジュール型発注)が義務付けられている。
この改革により、これまで参入障壁に阻まれていた新興テック企業や地方の有力SIerが相次いで国政・自治体プロジェクトを受注。特定企業の既得権益を打破することで、税金の適正利用と行政サービスの質的向上という双方向の成果が現れ始めている。