こうした意識のパラダイムシフトを後押ししているのが、Netflixに代表されるグローバルなメディアコンテンツだ。現代のドラマや映画を観れば、主人公たちが他人の視線を恐れず、右手薬指にステートメントリングを光らせてスクリーンを躍動している。
スクリーンの向こうから溢れ出る新しい価値観は、日本の若者たちの感性を刺激して止まない。「指輪=交際ステータス」という固定観念は薄れ、純粋に自分を表現するためのキャンバスとして指先を捉える人が増えた。個人の生き方が多様化した現代において、右手薬指は最も自由でクリエイティブな自己主張の場なのだ。