こうした「起きようと思っていないのに起きてしまう」症状は、医療・健康の分野で軽視できない意味を持つ。日本睡眠学会の指針においても、希望する入眠時刻より著しく早く目が覚め、その後に再入眠できない状態は典型的な「早朝覚醒」と分類され、睡眠障害の一種として注意が促されている。
厚生労働省が発表する健康づくりガイドラインでも、質の高い休養がメンタルヘルスや生活習慣病予防に直結することが強調されている。目覚ましより早く起きることが日常化しているなら、それは身体が発する限界信号かもしれない。単なる個人の体質として片付けるのではなく、医学的観点からの見直しが必要だ。