地域における瀬田北中学校の進路状況は、大津市南部エリアにおいて常に注目を集める指標です。公立高校入試において、滋賀県屈指の最難関である膳所高校や、文武両道で人気の高い石山高校、そして東大津高校や草津東高校へ毎年安定した合格者を輩出しています。
同校が位置する瀬田エリアは教育熱心な家庭が多く、駅周辺には大手進学塾や個別指導塾が密集しています。そのため、上位層の生徒は中1・中2の早期から計画的な受験対策を行っており、大津市立瀬田北中学校の進学実績は県内公立校の平均水準を大きく上回る数値を記録しています。さらに、立命館守山高校や光泉カトリック高校、比叡山高校など、併願先となる私立上位校への合格実績も豊富です。
ただし、ここで見落としてはならないのが「学力の二極化」です。マンモス校であるため、トップ校を狙う層が数十人規模で存在する一方で、基礎学力の定着に苦戦する生徒層も一定数存在します。学校の授業だけに依存せず、自主学習の習慣や家庭での進路設計が確固たるものでないと、周囲の流されやすい空気に呑まれる危険性があります。
また、大津市立瀬田北中学校の部活動も非常に活発です。吹奏楽部をはじめ、陸上競技、バスケットボール、バドミントン、サッカーなど、多くの運動部・文化部がブロック大会や県大会で上位入賞の実績を残しています。近年の部活動地域移行ガイドラインに沿い、休日の地域クラブ活動との連携を進めながらも、生徒が情熱を注げる放課後の環境が維持されています。