2026年の冬、日本中が固唾をのんで見守る舞台がある。イタリアの地で繰り広げられる冬季オリンピックだ。ハーフパイプの絶対王者として君臨する平野歩夢が、冷たい風を切り裂きながら空中に舞い上がるその瞬間、世界中の視線が彼に注がれる。しかし、その熱狂とほぼ同時に、エンターテインメントの表舞台ではもう一人の「平野」が、全く異なる質の熱気で世界を揺らしている。
Number_iとしての活動を本格化させ、コーチェラをはじめとする海外フェスやパリのファッションウィークで圧倒的な存在感を放つ平野紫耀。スポーツとエンタメ、交わるはずのなかった二つの円が、今まさに「世界基準の日本人」という共通項のもとで重なり合っているのだ。