大手アパレルブランドの店頭リサーチやSNS・コミュニティ上の口コミを分析すると、「赤を買ったけれどタンスの肥やしになっている」と語るユーザーの多くに共通する原因が浮き彫りになりました。
「店頭で一目惚れして買った真っ赤なニット。黒のスキニーパンツと合わせたら、舞台衣装のようにキツい印象になってしまい着られなくなった」(30代女性・アパレル購入者)
「赤いスニーカーに黒のパーカーを合わせたら、コントラストが強すぎて中学生のような子供っぽさが出てしまった」(20代男性・会社員)
現場のパーソナルスタイリストは次のように分析します。「一般の方がやりがちな最大の失敗は、『無難だから』と黒ばかりを合わせてしまうことです。赤と黒は明度差が激しく、視覚的刺激が最大化される組み合わせです。モードな世界観を意図して作るのでなければ、日常着としてはコントラストが強すぎます。ここで黒をグレーやネイビー、トープ(赤みのあるグレージュ)に変えるだけで、驚くほど自然で垢抜けた印象に変わります」。