親会社であるフジ・メディア・ホールディングスは、不動産事業や都市開発といったメディア・ビルド事業での収益化を進め、グループ全体の財務基盤を固めている。しかし、経営陣が掲げる事業多角化の数値目標と、番組制作の第一線で汗を流すクリエイターたちの熱量には、時に温度差が生じる。コンテンツ投資の費用対効果(ROI)が厳しく問われるなか、現場からは「挑戦的な番組作りへの冒険心が失われている」との声も漏れる。経営の安定化と、クリエイティブの尖りの追求。この二者択一の狭間で生じる摩擦が、優秀な社員の離職傾向に拍車をかけている要因の一つであることは否めない。
フジテレビ退職が相次ぐ真相。エースアナとプロデューサーの移籍先
•
•
1分で読める