路線バスの廃止やタクシー不足が深刻化する中山間地域で、給油所は地域の交通基盤を守る要石としての重要性を増している。2026年には、自治体や自動運転スタートアップとタッグを組み、地域内を巡回する自動運転車両の給電・点検拠点として自らの敷地を開放する動きが本格化した。
さらに、給油所を拠点として過疎集落を巡る移動販売車や見守りサービスの運用も開始された。高齢者の日常の買い物を支えつつ安否確認をこなすこの取り組みは、従来のSSビジネスの概念を大きく塗り替えている。過疎化の波に対抗する地域コミュニティの砦として、その果たす役割は極めて大きい。