バンド東京事変のフロントマンとして魅せるステージでの立ち振る舞いは、ソロ活動時とはまた異なる洗練された美しさを放っている。メンバーとの緻密なアンサンブルの中で、アイコンとしての光を放ちつつも、グループ全体のエレガンスを牽引する手腕は見事というほかない。
また、自らのクリエイティブを統制するマネジメント会社黒猫堂を通じた徹底したセルフプロデュースも、彼女のビジュアル価値を高める重要な要因だ。衣装デザインからグラフィック、映像の質感に至るまで妥協を許さない制作姿勢が、作品全体の美的完成度を極限まで高めている。