かつて懸念されることが多かったセキュリティや衛生面についても、ここ数年で大きな改修が進んだ。全室自動消毒システムや顔認証を用いたスマートロック、緊急通報ボタンの設置など、女性一人でも安心して利用できる環境づくりが業界全体で推進されている。
一方で、法的な位置づけや消防法・防犯上の観点における規制との兼ね合いは、依然として繊細な課題だ。風俗営業法の適用範囲や、個室空間における安全確保とプライバシー保護のトレードオフは、営業側と自治体の間で継続的な議論が交わされている。健全化を進めつつ、いかに独自の「お忍び感」や利便性を損なわずに維持できるかが、今後の持続可能性を左右する。