生理と不正出血の違いを見分ける5つの危険サイン|色・量・期間で徹底チェック

生理と不正出血の違いを見分ける5つの危険サイン|色・量・期間で徹底チェック

生理と不正出血の違いを見分ける5つの危険サイン|色・量・期間で徹底チェックの基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。

不正出血の背後には、時に不可逆的な進行を伴う重篤な疾患が潜んでいます。とりわけ警戒すべきは、20代〜30代の若年層でも罹患数が増加傾向にある子宮頸がんと子宮筋腫の初期症状です。

子宮頸がんは、初期段階では自覚症状が極めて乏しい病気ですが、最初に現れるサインの多くが「接触出血」です。性交渉の直後、激しい運動の後、あるいは排便時にいきんだ際などに、鮮紅色の血液が下着やペーパーに付着します。病状が進むと、不正出血とともに腹痛やおりものの変化が顕著になり、水っぽくサラサラとした悪臭を放つ分泌物が増加します。「若いから大丈夫」「前回の健診から1年経っていないから」という過信は禁物です。

一方、良性腫瘍の代表格である子宮筋腫は、30歳以上の女性の4〜5人に1人が罹患していると推計されています。筋腫が子宮の内側(粘膜下)に突出すると、内膜の表面積が広がり、毛細血管が引き伸ばされるため、月経時の経血量が異常に増える「過多月経」を引き起こします。具体的には、「昼間でも夜用ナプキンが1時間持たない」「500円玉大以上のレバー状の血の塊が混ざる」といった症状が現れ、慢性的な鉄欠乏性貧血からめまいや動悸を招きます。

さらに、下腹部の鈍痛やキリキリとした差し込むような痛み、不正出血と同時に黄色や黄緑色のおりものが生じている場合は、クラミジアや淋菌感染による子宮頸管炎、骨盤腹膜炎などの感染症が進行している恐れもあります。腹部全体の張りや腰痛が連動しているケースでは、卵巣腫瘍茎捻転などの急性疾患も視野に入れなければなりません。

鈴木 陽菜
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鈴木 陽菜

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