全国の美術館や文学館を巡回する「宮西達也原画展」の会場に足を運ぶと、絵本の印刷では伝えきれない圧倒的な筆致と色彩のエネルギーに圧倒されます。日本大学芸術学部で培われた造形感覚と、人形美術の現場で培われた立体的なキャラクター把握が、アクリル絵の具の重厚なマチエール(質感)としてキャンバスに焼き付いています。
実際に会場を訪れた来場者やSNSの口コミを検証すると、次のような熱量の高い声が目立ちます。
「息子のために買ったはずが、気づけばパパの私のほうが全巻揃えて本棚に並べている」(30代父親)
「小学校の読み聞かせボランティアで『おまえうまそうだな』を読むと、教室のやんちゃな男の子たちが最後は静まり返って目を潤ませていた」(40代保護者)
「原画展で大きなキャンバスの前に立ったとき、ティラノサウルスの流す涙の粒に込められた絵の具の厚みを見て、本気で鳥肌が立った」(20代デザイン関係者)
2026年現在も宮西氏は精力的に創作活動を続けており、新刊絵本では従来の恐竜・怪獣モチーフに加え、多様性の尊重やデジタルネイティブ世代の子どもたちに向けた「触れ合いの温もり」をテーマにした意欲作を発表し続けています。