一般の読者がサロンでメンディー氏のような完成度の高いスタイルを注文する際、曖昧な口頭説明だけではイメージの乖離が起きやすくなります。関口メンディーの髪型頼み方および美容室でのオーダー方法には、プロに通じる明確な3つのポイントが存在します。
第1に、フェードのグラデーションの始点とミリ数を正確に伝えることです。最もメリハリを効かせたい場合は「アンダーは0mmのシェーバーから始めるスキンフェードで、クリッパーのグラデーションをミドル(耳上あたり)まで入れてください」と指定します。ビジネスシーンにも対応させたい場合は「0.8mm〜1.5mmスタートのローフェード」を選択するのが安全策です。
第2に、髪質に応じたパーマの必要性をカウンセリングで擦り合わせることです。日本人の直毛・剛毛でボックスヘアや立体的なアフロショートを目指す場合、カットだけでは毛が立ち上がらず横に広がってしまいます。「針金パーマ」や「アフロパーマ」で事前に強い縮毛ベースを作る工程が不可欠となります。
第3に、スタイリング剤のテクスチャーを指定することです。マットな質感に仕上げるクレイ系ワックスではなく、タイトな艶感を出す「水性ポマード」や「コーム通りの良い水溶性グリース」を使用する前提でカットの毛量調整を依頼すると、現場の仕上がりが格段に向上します。