テクノロジーは進歩した。防犯カメラの普及やスマートロックの導入により、アパートのセキュリティは10年前とは比較にならないほど向上している。だが、ハードウェアの進化だけで犯罪を防げるわけではない。SNSを通じた位置情報の特定や、巧妙化するストーカー行為など、新たなリスクが次々と生まれている。
特に若い世代は、日常的にプライベートな情報をネット上に発信している。悪意を持った人物がそれを監視し、生活パターンを把握することは容易だ。物理的な鍵を強化するだけでなく、デジタル上の防犯意識を高めることが、令和の時代における必須課題となっている。