今でこそ気泡を含ませたエアインチョコは一般的な存在ですが、エアインチョコヌーボーはその先駆者として製菓史に名を刻んでいます。スティック状の最中(もなか)生地の中に、ふんわりと空気を含んだチョコレートを充填した構造は、当時としては極めて斬新でした。
噛んだ瞬間に「サクッ」と心地よい音が響き、直後に中のチョコレートが舌の温度で「シュワッ」と溶けていく軽快な二重構造。濃厚なのに重たくなく、1本食べ終えてもすぐに次の1本へ手が伸びる絶妙なバランスが、子どもたちの駄菓子需要だけでなく、大人の小腹満たしスイーツとしても圧倒的な支持を集めました。
フランス語で「新しい」を意味する「Nouveau」の名を冠した通り、当時のスナック菓子界に新風を吹き込んだこの製品は、昭和・平成の懐かしいお菓子を振り返る特集において、常にトップクラスの知名度と愛着を持って語られ続けています。