金バエの病状悪化の根本的な原因となったのは、長年の大量飲酒によるアルコール性肝硬変(非代償期)です。肝機能が著しく低下したことで全身の黄疸や倦怠感が進行し、特に視覚的にもリスナーに大きな衝撃を与えたのが、尋常ではないレベルで膨らみ続けた「腹水」でした。
本人が公開した写真では、手足が骨と皮ばかりに痩せ細る一方で、腹部だけが妊婦のように大きく突き出る典型的な末期肝不全の徴候が見て取れました。数リットルに及ぶ腹水の穿刺排液を繰り返しながらも、すぐに再び水が溜まる悪循環に陥り、移動もままならない状態へと悪化。さらに肝性脳症による意識混濁や消化管出血のリスクを抱え、集中治療室(ICU)と一般病棟を行き来する過酷な闘病生活が続いていました。