セントラル・リーグのペナントレースにおいて、最も高い注目度を誇るのが読売ジャイアンツと阪神タイガースによる「伝統の一戦」だ。超満員のスタンドから送られる地鳴りのような大声援の中、両チームの誇りと意地がぶつかり合う。
阪神の強烈な投手陣が誇る圧倒的な奪三振力に対し、巨人の重量打線がどう攻略の糸口を掴むのか。終盤7回裏のラッキーセブンで見せる怒涛の攻撃や、抑えの守護神がマウンドに登る緊張の9回裏など、1点差をめぐる死闘は常にスポーツニュースのトップ項目を飾る。宿敵同士の直接対決における1勝は、単なる勝敗以上の大きな価値を持ち、順位表の勢力図を大きく塗り替える力を秘めている。