2026年最新の札幌グルメシーンにおいて、最もエネルギッシュな変化を遂げているのがベトナム料理の分野だ。特に札幌市中央区や北区の路地裏には、現地さながらの風情を漂わせる隠れた名店やバインミー専門店が相次いでオープンし、連日行列を作っている。食べログなどの口コミサイトでも高評価を獲得する店舗が増加しており、地元客だけでなく観光客の足も止めている。
取材班が訪れた某人気専門店では、毎朝早朝から自家製ベーカリーで焼く香ばしい匂いが漂っていた。店主によると、「日本の硬いバゲットではなく、ベトナム現地で親しまれている外側はパリッと香ばしく、中は空気を含んだように軽いフランスパンを再現すること」に並々ならぬこだわりを注いでいるという。現地直送の調味料と北海道産の新鮮な食材が融合したその一品は、一口食べた瞬間にハノイやホーチミンの活気ある街角へトリップしたかのような錯覚を覚えるほどだ。