熟練の職人「匠」の手作業によって1基ずつ組み立てられてきた名機、VR38DETTエンジン。その力強いビートと怒涛のトルクは、ガソリン車黄金期の頂点を誇っていた。しかし、自動車産業全体が直面する電動化への不可逆なシフトは避けて通れない。
次世代モデルで鍵を握るのが、日産が独自開発を進める全固体電池だ。従来のバッテリーに比べて高いエネルギー密度と超高速充電、軽量化を両立するこの革新技術こそが、電動スーパーカーの絶対的条件となる。内燃機関の頂点から電動化の頂点へ――歴史的な転換点が、まさに今訪れている。