ネット発のグループとして前人未到のドームツアーを成功させ、地上波メディアをも席巻したすとぷり。しかし、彼らが主戦場とするインターネットは、かつてないほどの「総監視社会」と化している。一瞬の失言、プライベートの切り取り、あるいは過去の些細な行動が、瞬時に数万人に拡散される時代だ。
特にアバターを被った活動スタイルは、リスナーに対して「完璧なアイドル」としての幻想を抱かせやすい。その幻想と、現実のメンバーの人間臭さや未熟さとのギャップが生じた瞬間、怒りや裏切られたという感情がネット上に爆発的なエネルギーとなって放出される。