街の変貌に伴い、登戸エリアの不動産価値は上昇の一途をたどっている。駅近くで供給された分譲タワーマンションや低層の高級低層住宅は、発表と同時に高い倍率を記録する事例が相次いだ。かつては「都心に比べた割安感」で選ばれる側面が強かったが、現在では「この街で暮らしたい」という指名買いが増加している。
この波及効果は、隣接する向ヶ丘遊園駅エリアや中野島エリアにも及んでいる。登戸を中心とした多摩区一帯が、川崎市内でも特に人気を集める住宅ゾーンへと脱皮した。賃貸市場においても、高い設備水準を備えた新築・築浅物件の需要が極めて高く、空室率の低さが際立っている。