どれほど優秀なバームを手に入れても、使い方が間違っていれば台無しになる。プロが実践している最大のポイントは、「量」と「つける順番」の徹底管理だ。
取る量は、人差し指の爪の半分の大きさが基本。少なすぎると感じても、まずはこの量から始める。手に取ったら、体温で透明なオイル状になるまで両手のひらと指の間まで徹底的に伸ばし広げること。ここを怠ると、髪に塊がついてベタつきの原因になる。
つける順番は「襟足・内側」からスタートし、徐々に「耳後ろ」「毛先」へと向かう。絶対にやってはいけないのが、最初に頭頂部や前髪から手をつけることだ。根元にバームがつくと即座にペタンコ髪になり、清潔感が損なわれる。手に残ったごくわずかな油分だけで、最後に前髪の毛先と表面の浮き毛を撫でつけるのが、熟練スタイリストの共通テクニックだ。