デイブレイクフロントラインの意味とは?夜明けの最前線に隠された真実

デイブレイクフロントラインの意味とは?夜明けの最前線に隠された真実

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この楽曲が発表されたのは2016年12月3日のことでした。そして、その直後となる2017年3月、Orangestarは所属する「末日聖徒イエス・キリスト教会」の専任宣教師として、南米ボリビアへ渡航するために約2年間の音楽活動休止へ入ることを公表しました。まさにクリエイターとして飛ぶ鳥を落とす勢いの中にあった天才の電撃的な休養宣言は、当時のネット空間を震撼させました。

当時の発表資料や本人の回顧を踏まえてタイムラインを検証すると、本作『DAYBREAK FRONTLINE』が、休止前最後となるセカンドアルバム『SEASIDE SOLILOQUIES』(2017年1月発売)のリードトラックとして作られた事実が重く響きます。つまり本作は、ファンへの置き土産であると同時に、日本での音楽家としてのキャリアを一度完全に断ち切り、通信すら制限された未知の南米へ旅立つOrangestar自身の「背水の陣」の告白でもありました。

「じゃあな」と告げて旅立つ主人公の姿は、ボカロPとしての栄光を置き去りにして、自身の信念に基づいた新たな使命へと旅立つ作者自身の投影そのものです。楽曲に隠された決定的なメッセージとは、遠く離れた異国の地へ旅立つ自分に向けた、未来への絶対的な宣誓でした。

山田 真由
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山田 真由

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