長年、キム・カーダシアンは「未熟だった過去の過ちであり、第三者によって無断で流出させられた屈辱的な被害」としてこの騒動を語り続けてきました。2026年の番組最終回や各種メディアインタビューでも、涙ながらに「子どもたちにどう説明すべきか悩んでいる」と心情を吐露しています。しかし、このナラティブ(語り口)に真っ向から反旗を翻したのが、当事者である元恋人のレイ・ジェイでした。
2026年5月、レイ・ジェイは英デイリー・メール紙の独占取材および自身のSNSライブ配信において、衝撃的な告発を行いました。彼が公表した主張および提示されたテキストメッセージのやり取りによると、流出は偶発的な事故などではなく、母親クリス・ジェンナーの主導による計画的なビジネス取引だったというのです。
レイ・ジェイの証言によれば、パリス・ヒルトンが2004年にプライベートビデオ流出を経て大ブレイクした前例に倣い、キム側から「より良いクオリティで正式にリリースし、知名度を一気に上げる」という提案が持ちかけられたとされています。さらに、撮影された全3テイクの映像の中から、キムが最も美しく映っているベストなテイクを母親のクリスが自らチェック・選定したという、にわかには信じがたい「演出疑惑」まで飛び出しました。
これに対し、クリス・ジェンナーは米人気トーク番組『The Late Late Show』内の嘘発見器コーナーに出演。「娘のビデオのリリースを手助けしたか?」という問いに「ノー」と答え、ポリグラフ検査官から「真実」と判定されました。しかし、レイ・ジェイ側は即座に「その検査官は過去に不正疑惑で免許を剥奪された人物であり、テレビ的な演出に過ぎない」と再反論。法廷での契約書とされるサイン入り文書の存在をちらつかせるなど、泥沼の応酬が繰り広げられました。