インターネット上の検索エンジンでは、時折「高稲達弥 死亡」「マッスルウォッチング 逮捕」といった物騒なサジェストワードが表示されることがあります。これらは結論から述べて100%事実無根のデマです。
なぜこのような悪質な噂が立つのかといえば、急激な更新頻度の低下やサムネイルの過激化を逆手に取ったトレンドブログの釣り見出しが原因です。「姿を見ない=何か事件に巻き込まれたのではないか」という安易な連想がネットのアルゴリズムによって増幅された結果に過ぎません。
一方で、実質的な評価として議論を呼んでいるのが「マッスルウォッチングをやっても痩せない」という口コミです。大手知恵袋やSNSを調査すると、数ヶ月実践しても体重が変わらなかったという落胆の声が散見されます。この現象の裏には、運動生理学的なメカニズムと消費者の心理的バイアスが隠されています。
高稲達弥のトレーニング動画の多くは、5分から20分程度の短時間HIIT(高強度インターバルトレーニング)やストレッチです。これらは心肺機能の向上やインナーマッスルの活性化、代謝の底上げには極めて有効ですが、運動そのもので消費されるカロリーは1回あたり約50〜150kcal程度(おにぎり半分〜1個弱)に留まります。つまり、日常の摂取カロリーが消費カロリーを上回っている(アンダーカロリーが作れていない)状態では、どれほど動画をこなしても体脂肪は落ちません。
「この動画を見ながら動くだけで魔法のように激痩せする」という過度な期待を抱いた実践者が、食事の改善を怠った結果として「痩せない」という不満へ転じているのがギャップの正体です。