2010年8月、コンサートツアーの発表とともに明かされた彼女の卒業と芸能界引退。理由は持病であるアトピー性皮膚炎の治療に専念するためだった。アイドルとして絶頂期にあり、パフォーマンスの精度が極限に達していた時期だけに、ファンや関係者に与えた衝撃は大きかった。
しかし、自身の健康と向き合い、ファンに対して誠実に病状を説明したうえでステージを降りる決断をした姿勢は、多くの人々の共感と深い尊敬を集めた。未練を残さず潔く一般社会へ戻る道を選んだことで、彼女の存在はファンの心の中で「永久保存」されたとも言える。完璧な美しさを保ったまま表舞台を去ったドラマチックな幕引きは、今も語り草だ。