彼の金字塔である『珍遊記 -太郎とゆかいな仲間たち』は、破天荒なキャラクター造形とナンセンスなギャグで一世を風靡した。一方で、ドストエフスキーの名作を極限まで独自解釈した『罪と罰』など、古典文学すらも飲み込むスケールの大きさを証明してみせた。
近年では「少年ジャンプ+」などのデジタルプラットフォームにも主戦場を広げ、新世代の読者層にもその中毒性を伝播させている。デジタル時代になっても色あせない画太郎の画力とコメディセンスは、常にストリートカルチャーやファッション業界からも熱いラブコールを受け続けてきたのだ。