『ニュースステーション』が画期的だったのは、ストレートニュースだけでなくスポーツ報道やコメンテーターの起用方法を根本から変革した点にあります。
スポーツコーナーでは、元プロ野球選手の栗山英樹氏(後の侍ジャパン監督)や元テニスプレーヤーの松岡修造氏をいち早くキャスターに起用しました。特に栗山氏が担当した「プロ野球1分勝負」など、ファン目線に立った斬新な解説手法は、従来の無機質なスポーツニュースの概念を覆しました。角澤照治アナウンサーや水野雄仁氏らもエネルギッシュなリポートで番組のテンポ感を加速させました。
【番組を支えた歴代コメンテーター一覧】
・和田俊:朝日新聞論説委員。冷静かつ重厚な国際情勢の分析で番組初期の信頼性を担保。
・菅沼栄一郎:朝日新聞編集委員。政治取材の裏側を鋭く暴く現場重視の解説で人気を博す。
・萩谷順:元朝日新聞編集委員・法政大学教授。論理的で分かりやすい社会問題の解説を展開。
・小西克哉:国際ジャーナリスト。独自のグローバルな視点と切れ味鋭いコメントで深夜帯の視聴者を惹きつける。
音楽面でも強いこだわりを見せ、初代テーマ曲を手掛けた本多俊之氏をはじめ、川井憲次氏、DIMENSION、松本孝弘氏(B'z)によるインストゥルメンタル楽曲など、歴代オープニング曲は常にスタイリッシュで都会的な夜の雰囲気を演出していました。