ネットカルチャーの歴史においてネット炎上伝説の筆頭として記録されている「ケツ毛バーガー事件」とは、2007年12月に発生した一般人の個人情報流出および集団告発騒動を指します。当時、爆発的な普及を見せていた国産SNS「mixi」にアップロードされていたカップルの極めて私的な性愛写真が、何者かによって巨大掲示板「2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)」へ転載されたことが発端でした。
この事件がケツ毛バーガー元ネタと呼ばれるようになった背景には、流出した一連の写真の中に、大手ファストフードチェーンの制服や包み紙、そして被写体の体毛が写り込んだ衝撃的なカットが存在した点にあります。悪意あるネットユーザーによってこれらの要素が組み合わされ、極めてインパクトの強いスラングとして命名された結果、ネット空間全体を巻き込む一大ムーブメントへ発展していきました。