教育の現場でも、この変形手裏剣は新たな教材として熱い視線を集めている。単に手先を器用にするだけでなく、立体幾何学の構造を体感的に理解できるからだ。
パーツを1枚折るたびに「角度」や「対称性」を意識し、8つのユニットを正確に組み立てなければスムーズな変形は実現しない。失敗と微調整を繰り返すプロセスは、プログラミング的思考やSTEAM(科学・技術・工学・芸術・数学)教育のアプローチそのもの。都内の小学校で行われたワークショップでは、普段は落ち着きのない子供たちが1時間近く集中し続け、自作の手裏剣を変化させては完成度を競い合う姿が見られた。