両チームの最新スタメン動向とコンディションは、勝敗を占う上で決定的なファクターだ。ヤクルトは上位打線の出塁率がカギを握る。1番打者が果敢に出塁し、相手エースの球数を稼ぎながら村上宗隆の前に得点圏のチャンスを創出できるかどうかが攻撃の生命線だ。下位打線にもしぶとい職人肌の選手が揃っており、上位へのつながりが生まれたときの爆発力はセ・リーグ随一を誇る。
一方の横浜DeNAベイスターズは、機動力を絡めた積極的な攻撃陣形が予想される。1番、2番が出塁して塁上を激しく揺さぶり、クリーンアップの長打で一気に本塁を陥れるスタイルだ。さらに、近年のDeNAはデータ分析に基づいた極端な守備シフトを敷き、ヤクルトのプルヒッター陣の打球を徹底的に封殺する構えを見せる。
勝敗の分水嶺は、両軍のリリーフ陣の踏ん張りと終盤の守備力にある。ヤクルトのセットアッパーが横浜の重量打線を力でねじ伏せるか、あるいはDeNAの誇る強固なリリーフ陣が燕打線の反撃を断ち切るか。ズバリ予想スコアは「5対4」。緊迫した打ち合いの末、終盤のワンチャンスをものにしたチームが1点差で逃げ切る息詰まるシーソーゲームが濃厚だ。