フューエルワンは四輪ガソリン乗用車専用のケミカルではありません。小型二輪から過酷な商用ディーゼル車に至るまで幅広い内燃機関に対応していますが、パワートレインごとの構造的差異を把握しておかなければ、思わぬ落とし穴にはまります。
二輪車・原付での添加量管理とシビアなキャブレター事情
二輪車における最大の難所は「計量のシビアさ」です。燃料タンク容量が小さいため、目分量での投入は十中八九オーバードーズを招きます。100円ショップのスポイトや工業用シリンジ、あるいは別売りの計量ノズルを常備し、「ガソリン1Lあたり約5ml〜8ml」の比率を厳密に守ることが鉄則です。
また、旧車に多いキャブレター車の場合、フロート室や極細のジェット類に堆積していた古いワニスやスラッジが一気に溶け出し、ジェットのオリフィス(微細な穴)を逆に塞いでしまう「二次閉塞」のリスクが存在します。長期間放置された不動車の復活にいきなりフューエルワンを満載するのは避け、まずは物理的なキャブオーバーホールを行った後の「再付着防止」として運用するのが賢明です。
ディーゼル車における評判とDPF(微粒子捕集フィルター)への影響
商用バンやクリーンディーゼル乗用車におけるフューエルワン ディーゼル車の評判は、総じて極めて高い評価を得ています。高圧コモンレールシステムのインジェクター先端に生じる微小なデポジットを除去することで、ディーゼル特有のカラカラというノッキング音の低減や、黒煙排出の大幅な抑制が確認されています。
注意すべきは、DPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)装着車における再生インターバルの変化です。過剰な清浄成分が燃焼排気に混ざると、DPFに捕集される微粒子性状が一時的に変化し、強制再生の頻度が増加する事例が報告されています。ディーゼルエンジンにおいても、軽油満タンに対して1本を厳格に守り、軽油残量が少ない状態での継ぎ足し投入は厳に慎まなければなりません。